思ったよりは覚えていたと笑ったり 大切なことに限って忘れてしまうと悲しんだり 忘れたいことに限って忘れられないと嘆いたり 人はたくさん、ずっとは覚えていられない。 昔何かの本で読んだのか、授業で聞いたのか、私はもう覚えていない。 サンタクロース…
マスクをつけて歩いてた。 仕事が終わって薄暗くなった夕方と夜の間。 ぬるい風が髪を強く撫でるからマスクをはずす。 瞬間 心に風が沁みて、やっと覚めた。 それを肺いっぱいに吸いたくて、やっと春に気づいた。
初めてなんてどうでもいいから 最後の話をしよう。
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