《十六・それだけのこと》 sideB 自分がこんなドジだとは思わなかったよ。ほとほと自分に嫌気がさす。まさか歩道橋から落ちるとはなぁ。笑うしかないだろもう。俺は嬉しそうに下で待つ顔を見て、心だけじゃなく足元まで揺れてしまった。すべて終わったんだな…
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